常陸秋そばの味が良くなるのは、2月から3月です。

常陸秋そばのおいしい季節といえば、新そばが出回る11月と思っていますよね。

確かに、間違いではないです。

常陸秋そばの新そばといえば、香りがいいし、色がいいです。

新そばの香りの良さも、おいしさの一つですね。

そして、綺麗な緑色の見た目も美味しく感じる要因です。

でも、新そばの味自体はまだ若いような、深みがないような感じです。

そーは言っても新そばは美味しいですけどね。

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常陸秋そばの味が良くなるのは、2月から3月ってどういうこと?

2月から3月に味が良くなるのは、10月に常陸秋そばを収穫してから

約3ヶ月ぐらい経つと、そばの実が熟成して、味が乗って来るという感じでしょうか?

味に深みが出て来るようです。

時が経つと味が出て来るのは、人間も同じですね。

年齢を重ねると、色々と経験して人間に深みが出て来ますね。

そんな感じかな。

なので、2月から3月はそばの味が良くなるので、寒いけどざるそばなどの

冷たいそばがオススメです。

この2月から3月が味が良くなるという話は、よくそば屋さんどうしで話します。

結構、いろんな方が言ってます。

私も初めは他のそば屋さんに聞いて、本当かなと疑問に思いましたが

意識して食べてみると、確かにそばの味が深いような気がしました。

意識すると見えて来ることって、ありますよね。

例えば、ローソンの看板を意識しないで見ていた時は気づかなかったけど

意識すると真ん中にミルクのビンの絵が書いてありました。

普段は意識しないので、全然気づかなかったけどね。

と、話は逸れましたが意識して毎月のそばの味の違いを感じながら食べると

多少は違うんだなと感じたものでした。

最近は真空パックで1年中美味しくなりました

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散々、2月から3月は美味しくなると話しましたが

最近では、そばの実を真空パックで保存して湿度と温度が一定の冷蔵庫で

保管するので、1年中美味しくなりました。

技術の進歩はすごいですね。

少し前は、収穫したそばの実を紙袋に入れて、ちょっと涼しい蔵に保存していました。

湿度が一定ではないので、乾燥していくのと空気に触れるので酸化していき

品質がどんどん下がっていきました。

したがって、新そばが一番美味しかったのです。

でも、最近の真空パックや冷蔵庫の進化で、真夏でも美味しいそばが食べられるように

なりました。

でもやっぱり、2月から3月味が良くなるのは変わらないと思います。

グルメ雑誌のそば特集でもたまにそば屋さんが、この話をしている記事を見たりします。

同じ考えのそば屋さんがいると安心したりします。

まー寒い時期ですが、一度だけでもざるそばでそばの旨みを感じて見てください。

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