蕎麦屋が始まったのはいつ頃なのか?

 

蕎麦屋っていつ頃からあったのかと、

調べてみたら、一番古い蕎麦屋は

京都にある「本家尾張屋 本店」でした。

しかも、日本で一番古い飲食店でした。

なんと、世界でも第4位に古い飲食店でした。

創業が1465年です。

室町時代で応仁の乱の2年前だったそうです。

よく残りましたよね。

織田信長が生まれる69年も前です。

最初は菓子屋として始まったそうです。

そばを出したのは、江戸時代に入ってからで

京の禅寺でそばを出していたようです。

その後、1700年頃に「御用蕎麦司」として

御所に蕎麦を収めていたそうです。

いわゆる、宮内庁御用達って感じですかね。

 

さて、飲食店としては一番古い「本家尾張屋」ですが

蕎麦を出したのが、江戸の中期だとすると

蕎麦屋としては、もっと古い店があったようです。

 

蕎麦屋の起源は不明だが、江戸時代後期に書かれた

三省録』・『近世風俗志』にて、寛文4年(1664年)に「慳貪(けんどん)蕎麦切」の

店が現れたとの記述がある。

とウィキペディアで書かれています。

 

けんどん蕎麦切りとは、いわゆる屋台のようなもので

 

屋台をかついで蕎麦を売っていたようですね。

 

また、貞享3年(1686年)に江戸幕府より出された禁令で

火器の持ち歩きが禁止されました。

この頃には、江戸では火事が流行って

すぐに火事が広まってしまうので

火器の持ち出しが禁止されました。

 

この時も、風鈴蕎麦といって屋台で移動しながら

そばを食べさせていた商売が禁止になったそうです

 

 

風鈴を鳴らすとそば屋が来たと人が集まってきたそうです。

豆腐売りなんかが、ラッパを鳴らして売っていましたね。

そんな感じかな。

最近は聞かなくなったけど

まだやってる人はいるのかな。

 

まーそば屋が始まったのが1664年ごろとすると

僕が生まれる300年前ですね。

ずいぶん昔からそば屋があったんだと

またひとつ勉強になりました。

まだまだ蕎麦って深いですね。

それがオモシロイ!

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