清酒とは何?日本酒との違いをわかりやすく解説しました!

日本酒

こんにちは、とびたです。僕が日本酒が好きなこともあり、常陸屋では、日本酒をいつも10数種類置いています。

今は、セルフ日本酒にしていて、ご自分で好きなものを選んでいただき、注いでもらいます。どれも均一500円です。

そんな、日本酒が好きな僕ですが、勉強する目的でここに記事にしてみようと思い、清酒と日本酒の違いについて、調べてみました。

学びのために、本を読んだりネットで調べてもすぐに忘れるので、アウトプットすると忘れないと教えていただき、記事に書こうと思いました。

それで、今回は清酒と日本酒の違いについてをみていきたいと思います。調べてみると、初めてわかったことなどもあり、勉強になりました。

清酒と日本酒の違いとは?

清酒とは、日本酒に含まれるお酒という感じでしょうか。清酒には、酒税法で決められた決まりがあって、それを満たしたいないと清酒とは名乗れません。

日本酒には、清酒ではないけれど、日本酒と名乗れるものもあります。

しかし、一般的に日本酒といえば、清酒のことと理解している方がほとんどだと思います。

清酒の定義とは?

清酒には、酒税法で決められた定義が有ります。

 

清酒とは、次に掲げる酒類でアルコール分が22%未満のものをいう。

1ー米、米麹および水を原料として発酵させて、濾したもの。

2ー米、米麹、水および清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、濾したもの。

3ー清酒に清酒かすを加えて濾したもの

 

このような法律があります。

これを満たしていないと、清酒とはいえません。

 

■日本酒ではあるけど清酒ではないもの

・どぶろく

米、米麹および水を原料として発酵させたけど、濾してないので清酒には入りません。

・合成清酒

アルコールに糖類やアミノ酸などを加えて、化学的に作られ清酒の味に近づけて作られたもの。

合成清酒は、清酒に分類されないために、税金がやすくなります。そのため、販売価格もやすくなります。

・アルコール22度以上の日本酒

酒税法で清酒のアルコール度数は、22度までとなっているので、これを越えると日本酒であっても、清酒とは呼べなくなります。

ちなみに、日本酒の醸造の時に、アルコール度数が20度を越えると、酵母自体がアルコールによって死んでしまうので、20度を越える日本酒は出来づらいということがあります。

※新潟県の玉川酒造さんでは、「越後さむらい」という、アルコール度数46度という日本酒を販売しています。特別な製法で作られる日本酒です。以前は地元限定でしたが、今では全国で買えるようです。

これは、清酒には分類されないので、リキュールになります。日本酒度も66度という驚異的な数字です。このアルコール度数ですので、水割りや炭酸で割って飲むようです。4合瓶で2500円前後なので、そんなには高くないですね。

 

清酒の種類とは?

清酒の種類は、酒税法により、米の精米歩合などにより分けられています。今回は普通酒もわかりやすいように、表に入れましたが、特定名称酒には普通酒は基本入らないようです。

原材料ー米、米麹、醸造アルコール
精米歩合 特定名称酒
規制なし 普通酒
70%以下 本醸造酒
60%以下 吟醸酒、特別本醸造
50%以下 大吟醸酒

この表の日本酒は、米と米麹に醸造アルコールを添加したものです。醸造アルコールを添加するのは、香りを出したり、スッキリ感を出すなどの目的でほんの少しだけ入れます。また、酒に丸みをもたせたい時も、入れます。

添加する量は、白米の総重量の10%未満までとされています。

原材料ー米、米麹
精米歩合 特定名称酒
70%以下 純米酒
60%以下 純米吟醸酒 特別純米酒
50%以下 純米大吟醸酒

本来の日本酒は米と米麹で作られていました。今でも、純米酒しか作らない酒蔵もあります。米と米麹だけで作るので、原材料の良し悪しが出やすいのと、酒作りの人の技術にも出来上がりが左右されます。

その辺も、純米酒の面白いところですね。いい原材料と素晴らしい醸造技術により、美味しい日本酒ができるのは、作り手にとっても飲み手にとっても楽しいことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。簡単にまとめますと、清酒とは、日本酒の中の酒税法で決められたお酒という感じでしょうか。

どぶろくも合成清酒も日本酒になるようです。しかし、清酒ではありません。

今回調べてみて、46度の日本酒があることがわかったのですが、どんな味なのか一度飲んでみようと思います。

炭酸で割って氷を入れて飲む日本酒が想像つかないのですが、それもまた楽しそうですね。

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